Claude Codeの始め方|インストールから最初の1タスクまで

夜のデスクライトの下で、ノートパソコンのキーボードに置かれた手元

Claude Codeを使うのに要るのは、有料プラン(Pro以上)のアカウントと、作業させたいフォルダの2つです。始め方は2通りあり、ターミナルを開かずデスクトップアプリだけでも動かせます。本記事では、動作環境の確認からインストール、最初の1タスクを流すところまでを順に扱います。

結論から書くと、開かなくても始められます。デスクトップアプリにClaude Codeが同梱されており、Node.jsもコマンドライン版も別途インストールする必要がありません。ターミナルに慣れている方は、コマンド1行のほうが速い。入口は2つあり、どちらを選んでも同じエンジンが動きます。

目次

Claude Codeを使うために必要なもの

必要なのは、Claude Codeを使えるアカウントと、作業させたいフォルダの2つです。

必要なもの 補足
アカウント Claudeの有料プラン(Pro・Max・Team・Enterprise)が公式推奨。ほかにClaude Console(API向け・前払いクレジット)、Amazon Bedrock・Google Cloud・Microsoft Foundry経由でも利用可。無料プラン(Free)には含まれない
作業用のフォルダ Claude Codeに読み書きさせるファイルを置く場所
動作環境 macOS 13.0以降/Windows 10(1809以降)・Windows Server 2019以降/Ubuntu 20.04以降・Debian 10以降・Alpine 3.19以降。メモリ4GB以上、x64またはARM64。シェルは Bash・Zsh・PowerShell・CMD のいずれか
Git for Windows
(任意)
必須ではありません。入れておくとClaude CodeがGit Bashを使えるようになり、入っていない場合はPowerShellを代わりに使います。WSLで動かす場合は不要です

プランごとの費用感や、Consoleの従量課金との違いはClaude Codeの料金は?で整理しています。

方法1:デスクトップアプリから始める(ターミナル不要)

手数がいちばん少ないのはこちらです。アプリにClaude Codeが同梱されているため、開発環境の準備が要りません。

  1. claude.com/download から、お使いのOS向けのインストーラーをダウンロードして実行する
  2. アプリを起動し、アカウントでサインインする
  3. 画面上部中央の「Code」タブを開く

Codeタブを開いた際に「アップグレードしてください」と表示されたら、有料プランの契約が必要です。「オンラインでサインインしてください」と出た場合は、サインインを完了させてからアプリを再起動してください。

OS別の注意点やインストーラーの入手先はClaudeアプリのダウンロード方法にまとめました。

方法2:ターミナルにインストールする

コマンドライン版は、次の1行で導入できます。他のツールと組み合わせたい方はこちらです。

macOS・Linux・WSL の場合

curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

Windows(PowerShell)の場合

irm https://claude.ai/install.ps1 | iex

PowerShellとコマンドプロンプトを取り違えると、irm は認識されません といったエラーが出ます。プロンプトの先頭が PS C:\ ならPowerShell、C:\ だけならコマンドプロンプトです。

入ったかどうかは、次のコマンドで確認できます。バージョン番号のあとに (Claude Code) と表示されれば成功です。

claude --version

パッケージ管理ツールを使う方法もありますが、更新の扱いが変わります。

ツール コマンド 自動更新
公式インストーラー 上記のcurl/irm あり(バックグラウンドで更新)
Homebrew(Mac) brew install --cask claude-code なし(brew upgrade が必要)
WinGet(Windows) winget install Anthropic.ClaudeCode なし(winget upgrade が必要)
npm npm install -g @anthropic-ai/claude-code なし(@latest を付けて再実行)

npmを使う場合は Node.js 22 以降が必要です(公式インストーラーで入れる場合、Node.js は要りません)。こだわりがなければ公式インストーラーを選んでください。自動更新が効くため、放置していても最新の状態が保たれます。HomebrewやWinGetで入れると、自分で更新コマンドを打たない限り古いまま使い続けることになります。

Windowsには、そのまま入れる方法とWSLの上で動かす方法があります。公式が挙げている違いは次のとおりです。

方法 必要なもの サンドボックス 向くケース
ネイティブWindows なし(Git for Windows は任意) 非対応 Windows上のファイルをそのまま扱いたい
WSL 2 WSL 2 の有効化 対応 Linux系のツールを使う/実行を隔離したい
WSL 1 WSL 1 の有効化 非対応 WSL 2 が使えない場合

Macで追加のインストールは要りません。公式の動作環境に Xcode やコマンドラインツールの記載はなく、インストールに使う curl はmacOSに標準で入っています。

うまく入らないときは claude doctor を実行してください。セッションを開始せずに、インストール状態と設定ファイルの問題点だけを表示してくれます。

最初の1タスクを流してみる

インストールが終わったら、いきなり本番の業務に持ち込まないでください。自分がよく知っている小さなフォルダから始めます。結果の良し悪しを判断できる題材でないと、使えるかどうかの見極めができないからです。

ターミナル版の場合

作業させたいフォルダに移動して claude と入力します。

cd 作業したいフォルダのパス
claude

初回はログインを求められます。ブラウザで認証を済ませると対話画面になるので、あとは日本語で指示を入力するだけです。アカウントを切り替えたくなったら、セッション中に /login と打てば再認証できます。

デスクトップアプリの場合

Codeタブで実行環境として「Local」を選び、「フォルダを選択」から作業フォルダを指定します。あとは入力欄に指示を書きます。

最初に試すとよい指示の例

  • 「このフォルダにあるファイルの一覧と、それぞれ何のファイルかを説明して」
  • 「この資料を読んで、要点を箇条書きで5つにまとめて」
  • 「このフォルダの複数のExcelを1つの表に統合して」

1つ目は読み取りだけなので、ファイルが壊れる心配がありません。まず読ませて、認識が正しいかを確認する。ここから始めるのが結局いちばん早い道です。

使い始めてから覚えるとよい2つの仕組み

CLAUDE.md:毎回の説明を省く申し送り書

作業フォルダに CLAUDE.md という名前のテキストファイルを置いておくと、Claude Codeは作業開始時にその内容を読み込みます。前提条件、社内の言い回し、気をつけてほしい点を書いておけば、毎回同じ説明を繰り返さずに済みます。

最初は数行で構いません。「この会社の正式名称は◯◯」「金額は税抜きで書く」といったレベルから始めて、指示し直すたびに1行ずつ足していく。使うほど手間が減っていく作りになっています。

権限モード:どこまで自動で進めさせるか

ファイルを勝手に書き換えられるのでは、という不安があるかもしれません。初期状態では、変更のたびに確認が入ります。

ターミナル版では Shift+Tab でモードを切り替えられます。既定はファイル変更前に確認を取るモード、acceptEdits は編集を自動承認、plan はファイルを変更せず提案だけを返すモードです。アカウントによっては、安全性チェックを挟んだうえで自動実行する auto モードも使えます。

デスクトップアプリでは、同じ考え方が3つのモードとして用意されています。

モード 挙動 向いている場面
Manual ファイル編集やコマンド実行の前に必ず確認を取る(初期設定) 最初のうち/重要なファイルを扱うとき
Accept edits ファイル編集を自動で反映する 作業に慣れて、速度を優先したいとき
Plan ファイルを一切変更せず、進め方の提案だけを返す 大きな変更の前に方針を確認したいとき

慣れるまではManualのままで構いません。自動反映は速い代わりに、意図しない変更に気づきにくくなります。

まとめ

Claude Codeを使うには、Claudeの有料プラン(Pro・Max・Team・Enterprise)、Claude Console、またはクラウドプロバイダー経由のアカウントが必要です。無料プランには含まれません。

始め方は2つ。ターミナルに不慣れならデスクトップアプリのCodeタブが確実で、アプリにClaude Codeが同梱されているため別途インストールは要りません。ターミナル版は curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash(Mac/Linux)または irm https://claude.ai/install.ps1 | iex(Windows PowerShell)の1行で入り、自動更新が効きます。

最初は自分がよく知っている小さなフォルダで、読み取りだけの指示から。慣れてきたら CLAUDE.md に前提を書き溜めていくと、使うほど手間が減ります。

導入そのものは、ここまでで終わりです。難しいのはこの先の「自社のどの業務に当てるか」で、フルバリューでは中小企業向けにClaude Code活用の伴走支援を行っています。無料のAI活用相談(30分)で、業種や状況に合わせた進め方をご相談いただけます。

よくある質問

Claude Codeは無料プランで使えますか。

使えません。公式ドキュメントでは、Claudeの有料プラン(Pro・Max・Team・Enterprise)、Claude Console(API向けアカウント)、またはAmazon Bedrock・Google Cloud・Microsoft Foundry経由のいずれかが必要とされています。

プログラミングができなくても使えますか。

使えます。Claude Codeの本質は「ファイルを読み書きしながら指示された作業を進める」ことなので、対象がプログラムのコードである必要はありません。資料の下書きやデータ整理にも日本語の指示で取りかかれます。

ターミナル版とデスクトップアプリ、どちらを選ぶべきですか。

ターミナルに不慣れであればデスクトップアプリです。変更内容が画面上の差分として表示され、1件ずつ承認できます。ターミナル版は他のツールと組み合わせたり、自動処理に組み込んだりする場合に向いています。両方を同じフォルダで併用することもできます。

インストール後、最初に何をすればよいですか。

claude --version でバージョン番号と (Claude Code) が表示されることを確認したうえで、自分がよく知っている小さなフォルダを指定し、「このフォルダのファイル一覧と、それぞれの内容を説明して」といった読み取りだけの指示から試してください。ファイルを書き換えないため安全です。

CLAUDE.mdとは何ですか。

作業フォルダに置いておくテキストファイルで、Claude Codeが作業開始時に自動で読み込みます。前提条件や社内の言い回し、注意点を書いておくと、毎回同じ説明を繰り返さずに済みます。最初は数行から始め、指示し直すたびに追記していく使い方が現実的です。

この記事の出典

本記事の仕様・価格に関する記述は、次の一次情報(2026年7月時点)を参照しています。各社の仕様は変更されることがあるため、契約前には必ず公式ページでご確認ください。

監修者

吉田健志/株式会社フルバリュー 代表取締役

Web支援約300社の知見をもとに、中小企業の経営者に向けてAI活用の実践知を発信しています。AI技術を軸に「売上最大化」「業務効率化」「人材活用」の3事業を展開し、法人向けClaude Codeコーチングを提供。自社の経営・提案業務にも生成AIエージェントを実装し、資料作成から顧客対応までAI活用を自ら実践しています。著書『インテリぶってるゴリラ直伝!30分で読める生成AI活用術』(三恵社)。

プロフィールの詳細を見る

利益相反について

フルバリューは、中小企業向けにClaude Code活用の伴走支援サービスを提供しています。本記事はそのフルバリューが執筆・監修しており、記事末尾では自社サービスの案内も行っています。Claude Codeの導入手順や仕様はAnthropicの公式ドキュメント(2026年7月時点)に基づき記載していますが、その立場を踏まえたうえでお読みください。

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